生徒の佐藤がお願いします。
「先生、今日は答えのない問題をみんなにだしてほしいです。お願いします。」
「答えのない問題ね、いいよ。
じゃぁ、じしゃくはじしゃくでもくっつかないじしゃくわなーに?」
今日の先生はらいとです。
「む、むむ、むずい。。。」
「うーん、えーーと、うーーーーん、。、。、。」
「ヒントをください。」
「いいよー。ヒントは、、、おしえなーい!!」
「や、や、やばいです。。おねがい、おねがい、おねがいします!!」
「ヒントってなに?おしえなーい!!」
「え?わかっとるよね?ヒントの意味。」
「じゃぁ、こたえ言うね!
こたえは、てつでーっす!」
「?????」
「てつなの。だって、てつだから、てつでーっす!」
「はうう、こたえがない。。」
「じゃぁ、次ね!!
4の反対は????」
「むむむ、、、」
「じゃぁ、答え言うね!4の反対!」
「むむむ、、、」
「じゃぁ、先生、もんだいだしていいですか?」
「いいよー」
「ざっそうはなんで生えてくるの?」
「けむしにはなんでけがあるの?」
このあたりからはどんなやりとりがおこなわれたのかは、記しません。
想像してください。
それはそれは、素晴らしいこたえがたくさんでましたよ!
一応、佐藤が用意していた答えのない問題100個のうちの一つを例に。
「あなたは星になりたいですか?月になりたいですか?なぜですか?」
子どもたちの答えは、それはそれはもう、斬新であり、はっとされ、心が温まるものでした。
とある夜、子どもに答えのない問題を投げかけてみてください。
きっと、あなた自身を、お母さんを、お父さんを、
そして、人間の生物としての心を、ほんわりと温めてくれる素敵な時間が流れると思います。
「言葉になりたいですか?音楽になりたいですか?」
とかとか。
他の問いを知りたい方はぜひ気軽に聴いてください。
いっぱいあります。
大丈夫。子どもたちは答えのない問題ほど、
自分なりの素敵な答えをしっかりと答えてくれますよ。
ではでは、この一瞬も、素敵な一時を子どもと共にすごしてください。
佐藤由明