今日の先生は、かずやです。
先生はしっかりと宿題をやってきてくれました。
答えのない問題を3問、用意してきてくれました。
「いきもののなかでいちばんつよいのは?」
「おれ(かずや)のしょうらいは?」
「おれ(かずや)のいちばんすきなおかしは?」
いいっすねぇ、かずや先生、おれの将来ね!!
よーし、考えてみるよ。一生懸命考えてみるよ。
かずや先生の指示により、他にも問題が10問でそろいました。
「なんでしあわせになりたいの?」
「あした、しんでもだいじょうぶ?なんで?」
「なんでこころはトキメクの?」
「うちゅうのおわりはどこ?」
などなど。
さぁ、答えのない問題を考えるぞ、
とはじまったのは、「こたえ」という文字を使っての、
「こたえなんてない大会」
アートだなぁ。あそぶなぁ。
いろんなオモシロ答えが飛び交う中、
こたえなんてないので、話は飛びに飛びます。
それでいいよ、それがいいさ。
自由にいこう。
子どもがふわっと思ったことを、口に出していいかな、と思う矢先に、
うなずいて、OK、いけ!と言える親や人間でありたい。
そのためにも彼らがくれるチャンスは大きく、
育ててもらうのは、いつもこちら、大人のような人間です。
もっともっと自由に笑いたい。
なら、子どもと同じことをしたらいいのにな。
世界は意外とシンプルなはずで、こういう機会を社会にも提供したいな。
大人が子供のまねをすればいいのにな。
そんなことを思う、答えのない問題と向き合う時間でした。
俺らの生きとる世界は、本当はもっともっと答えのない世界だから。
自分なりの答えで遊ぶ子供たちから学ぼう、大人よ。
佐藤由明