「メラビアンの法則」というものがあります。
詳細は検索してもらえれば、ですが、
子ども達が人間関係をしていく上で、知っておくと素敵です。
声のトーン、
ジェスチャー、
視線等が、
何を言っているか、の言葉よりも力を持つということ。
一つの大切な真実です。
前回は、その中の声の色を知ることをやりました。
次は!
視線、目の動き、自分の醸し出している雰囲気というものを知ってもらいます。
自分の目の動きって見たことありますか?
メッセージ量、情報量が意外と多いのが、この視線。
視線一つで恋にも落ちるよ!
本当の自分はどんな目の動きやジェスチャーをしているのか、
かっこつけている自分、
何者かを演じている自分はどんな動きをしているのか?
その細かい違いを知ることで、自分とは何か?を追いかけよう。
自分の知らない自分は、相手にどう見えているのか?
自分のしぐさが、声の色が、どのように人と関係しているのか?
これらを知ることはとても面白いことです。
人に教えてあげる、伝えてあげることも、とても素敵なことです。
日本には「縁」や「徳」という言葉があります。
目に見えない大切なものです。
いったいどんなものなのでしょうか?
人は縁と呼びますが、
縁を呼び込む何か、とは、
君の視線や、声の色や、言葉以上にあふれ出るその何か。
「その何か」に人は反応し、君の未来に光をくれる。
人は一人では生きていけない。
何かしらの援助や貢献を受け、与え、生きていく。
その道すがら、
君の志や意志が目に見えないオーラとして、君の魂や体を包む。
そのオーラのように君を包むものの正体は、
目の力だったり、声の芯の強さだったり、
君の目の奥のやさしさだったり、たくましい体の動きかもしれない。
人は目に見えない縁というもので、人生が前向きに大きく動くことがある。
それをキャッチするために準備をすること。
準備の一歩目は、
「本当の自分とは何者なのかを知ること」
そして、その視線や声の色やユニークな動きを、自分で扱えるようになること。
君がなれたら素敵なものは、君以外にない。
君自身になったとき、人は君の何かを感じ、よりよい関係を作りたい。
君のために何かをしたいと望む。
それが縁や徳の正体だと思う。
縁や徳を積める人になってほしい。
人たらしで自分たらしで、
人と関係することを恐れず、喜びを感じる人間に。
そのために自分と向き合おう。
それは小さく大きい宇宙と向き合うこと。
未来に喜びの種をまくために、自分と向き合おう。
佐藤由明