「おれだー、おれがほんとうのじぶんだー!!」
叫んでは、木に登り、
叫んでは、松の枝合戦に勝ったり、
秋の夕焼けのふもと、今日もみんな元気です。
ほんとうの自分を、改めて自分で見てみるシリーズ。
今日は、「恥ずかしい時の自分を知ろう。」です。
僕は思うのです。
恥ずかしい時こそ、真実に近づいていると。
恋でも、ダンスの発表でも、
本気になればなるほど、恥ずかしいものです。
そのときの自分の身体の動き、目の動き、
はては、心の動きを知っておけば、
なかなか生きる力を発揮するのに役立つと思うのです。
これは、スキル(技術)よりも大切なこと。
恥ずかしいことはもちろん、
「緊張することは良いことだ」と、心の底から認識すること。
そして、その緊張している自分を、
もう一人の自分がどのように扱えるか、ということ。
人の事をコントロールしようと思うな。
自分のことをコントロールできるようになろう。
自分の意識ではどうにもならない、体の動きとかね。
脇汗はかけばいい。
顔は赤くなったっていい。
練習の70%しか力がはっきできなくったっていい。
ほんとうの自分を諦めること。
それは受け入れること。
あきらめるとは、明らめること。
自分を明らかにして、自由を手に入れよう。
恥ずかしい木登りや、
恥ずかしいすべり台や、
恥ずかしい穴掘り、
恥ずかしい落とし穴の落ち方。
子ども達が自分で選び、決めて、いろんなケースで表現してみました。
次回、それらを見て自分で自分をどう感じるか?
素直な表現が楽しみです。
空気が鋭敏になり、透き通った景色が見える季節。
自分の内側もクリアーに見つめ、心をもっとピュアにしていこう。
佐藤由明