人の目を気にするあまり、自分が自分の外側に出てしまい、
どんな顔をして人に向き合っているかに気づけない人が増えています。
これは何を意味しているかと言うと、
例えば、
「やります。」
と言っていても、やる気が無いことが顔や声のトーンに出ている。
「すみません。」
と謝っているつもりだが、
人のせいや言い訳をしている気持ちが、顔や態度に透けて見える。
こんなことが増えています。
思うのです。
顔に出やすいことはいいことです。
分かりやすいので。
ただ、それは自分も認識していれば、のこと。
自分がどんな顔をして、どんな声色をして、
人と向き合っているかを一度自分で知っておくこと。
これを意識的にするかしないかは大きな違いになります。
社会に出て人間関係をより良く生きれるかどうか。
自分の言葉で人と向き合っているか？
これをテーマに子どもたちと遊んでいます。
できる限り心を開放して。
今日も、
「お願いします！」
の挨拶から、
うぉー！！
ぎゃあ〜！！
と子どもたちは開きまくりです。
高い声を叫んで出して、
もっといけ！もっと開け！
耳の鼓膜が震えるという体験を最近したことはありますか？
お母さんはしているかもしれませんね。
僕は久しぶりにビリビリくるあの感覚を体験しました。
不思議な体験です。
もっといけ〜、と言いながら、子どもたちに、
鼓膜ビリビリする？
と聴いてみると、ビリビリしないとのこと。
これはいつからビリビリするのだろう？
子どもたちはビリビリしないのなら、お母さんがうるさい！と言っても、
子どもたちにとっては、うるさいという体験ではないのではないか？
と今日も僕ら大人が学ぶことがたくさんです。
今日は新しい友達を含め、
以前海で撮った自己紹介ビデオを自分で見てみます。
何が映っているか？
自分の顔や目を見てみよう。
なんか声が違う、
なんか失敗した、
なんか恥ずかしい、
うーん、なんか分からない。
それでいい。
簡単に言葉にできないことが大切なことだ
時と共に大切になることは、そういうことさ。
言葉にならなくとも、
答えられなくとも、
彼らの目を見ていれば分かります。
何か新しい発見をし、感じているかどうか。
ざわついた気持ちがそこにあるか。
己が出している匂いや色を感じ、未来につないでいこう。
己を知り、愛すことが、人を愛すことにつながるよ。
大丈夫、今、すでにそれを表現できている。
そのまま、未来につないでいこう。
佐藤
