TIDE POOL 葉山の公式ブログ

2017.02.14 UP
未来に向かって恩返しをしていく。
人生、生きていれば、
わけあって元気がない心の時も、日々は流れる。

自分が自分ではなくなってしまいそうな時も多々、
人生の苦みは時を経て、甘みや深みになる。

人にやさしくありたいと望む時点で、
ある程度の痛みや悲しみをも体験しなくてはならなくなる。

その体験から深く広く何を感じ、生きる教訓にできるか。

そんな日々の中で、、

子どもたちとかかわることで、やはり思うこと。

やはり子どもたちにもらえるものすべてが宝物だと、
時を経た人間として感じる。

日々のあたりまえに感動する姿に、
勇気をもらうのは、いつも僕たち、年を重ねた生物の方だ。

そして、僕らに生きる勇気を与えるのは、
日々のあたりまえの中にある、風景や匂い。

だからこそ、
「つかいみちのない風景」を子どもたちにもたくさんプレゼントしたい。

今日も、

神社に向かう細い路地、
軽トラを後ろから走って追い、タッチしては、はしゃぐ姿たち。
とてもいい光景だ。

こういった日々常にある、あたりまえのありがたさに感動できる心を育てたい。

育てたい、と未来に思いをはせるたびに、ふと思うことがある。

恩返しだ。

僕が少し心痛み、
重たい足を運ぼうと勇気を振り絞る横で、
子どもたちには、いつももらってばかりだ。

だからこそ、この痛みをかみくだき、その苦みを笑うのだ。と。

これは何のためかといったら、未来の子どもたちのためだ。

つまり、僕を通り、巡り巡って、子どもたちに循環してほしい。

「恩返しの連鎖」が続けばいいなと。

どんなことを子どもとしているかもとても大事だけど、
どんな思いで子どもたちと向き合っているか、
の姿勢を常に問いただしていたいです。

大切な時の、大切な交わりは、常にある。

みんなと共有できる時間を、なるべく未来に、なるべく意義深く。
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