春の気配満載な、今日この頃。
はじめてTIDE POOLに参りました。
はじめまして。
鈴木佳由と申します。
ご挨拶もそこそこに、
この季節になると読みたくなる詩を、みんなで味わいました。
谷川俊太郎さんの「はる」
まずは、みんなで読んだり、一人一人読んだり。五人の男子、それぞれのカラーたっぷりで、最高におもしろい。
何回か読んで、馴染んできたので、
「はる」について、質問。
「はるだなぁ、と思うものってなんだろう?」
さまざまに、答えてくれました。
答えは、より具体的に探っていきます。
はな、なら
何色?
水色。
大きさは?
これくらい。と、手でかこむ。
たんぽぽ、なら
どんな黄色?
はっきりした黄色。
おまんじゅう、なら
どんな味?
何個にする?
いちご大福八個!!!
かおちゃん先生の
アリ!
に触発されて、
ダンゴムシ。
蝶。
聞けば聞くほど、出てきます。
次には、紙を配り、
色鉛筆で、この詩を
それぞれ、絵に描いてみました。キーワードは、
「はな、くも、そら、かみさま。」
そして、かみさまと「しずかなおはなし」をする
「ぼく」
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も、描きます。
いろんな大きさのはな、くも、ふかいそら。
かみさまより、ぼくの方が大きいところに、
グッときました。
しずかなおはなしをするから、と、
椅子に座ってる様子が描かれたり。
ムクムクと、イメージが広がっている様子。
そこでこんどは、外へ。はるを探しに行きました。
海への道すがら、はな、をたくさんみつけました。
白いはな、黄色いはな、水色のはなは、残念ながら見つからなかったけど、ピンクや、紫のはな。。。
海はちょうど夕焼けで。
くも、そら、も見つけました。自分の選んだくも、そらのカタチと色を覚えておきます。
それから、ジャンプ大会をしばらくしました。
ふかさに、落ちる感覚と、詩の中のことば
「ふかいそら」がリンクしてらいいなぁとひそかに思いながら。。。
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花を持ち帰り、
目の前にある花、外で見つけたくも、そら、
を感じながら、
一人一人、もう一度
「はる」を朗読しました。
五人五色のすばらしさ。
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詩は、かならずいつか
チカラをくれます。
たくさんのコトバのカケラを、音を、ひとりひとりのポケットにしまっておいてくれたらなぁ。次回は、声を味わってみようかな。