すみれは、「ちいさなしあわせ」
バラは、「愛」
たんぽぽは、「かみのおつげ」!
で、
しょうもんかずらは、「しあわせをまねく」
つばきは、「ひかえめなやさしさ」
ばいもは、「ひとをよろこばせる」
カラスノエンドウは、「ちいさなこいびとたち」
子どもたちは野に咲く花をみつけ、
好きな花をメモリーし、
その花の花言葉を探して、詩を作る。
生々しい季節の旬をかいつまんで、
美しさとえぐさや、
明るさと毒の具合とか、
めしべのおどろおどろしさや、
うわーっと心洗われることも、
ドキドキと心をくすぐられるものも、
いろいろ含んだうえで、自然を、花を、いのちを見る。
花と言葉が合わさっている花言葉は、
やはり素敵なもので、いのちとしての真理が背景に感じられるから、
すてきな言葉が、透明度の高いすてきな言葉として純粋に心をとおります。
そんな向き合いが花言葉と詩にはあります。
この季節に一度はやっておきたい心の洗濯です。
これら花言葉を使って、どのような詩ができるのか。
春はたくましさより、繊細さをつける期間。
柔らかく、繊細な言葉、楽しみにしとるよ。
未来よ、待っててね。
もうすぐ、みんなの美しい言葉が通るよ。