TIDE POOL 葉山の公式ブログ

2018.03.28 UP
桜を見るその姿のように、上を向いて生きていこう。

照れながら楽器を交換し合う姿が、桜の花びらのようだった。
目は鉄棒を見ながら、「一緒に遊ぼうよ」と誘う勇気に心があったまった。
見事にこちらの意図することなく、子どもたちの間で花は咲く。

さくらの花をあと何回見れるだろうか?
ましてやみんなとこうしてお茶して、楽器で好きに音を鳴らして、
そして何より、
自分たちで遊びを決めて、広い運動場で、腹時計にしたがって遊んで帰る。

こんな桜の見方があと何回できるだろうか?

この季節にはいつも想う。

出逢いと別れはある。
よいわるいではなく、流れるものであり、
前に歩けば、大人子ども関係なく、それは確実にある。

どんな場でも、制限なく己を解放してほしい。
己を解放するうえで、
はじまりの季節には、礼節や風をフレッシュに感じてほしい。

わがままに自分を無暗に解放するのではなく、
礼節をもって、自分を肯定しながら、解放していくこと。

ただ存在を受け入れることの大切さを、
この季節の花や風は、痛切に感じさせてくれる。

この季節のあいさつひとつひとつは、少しの勇気だったりもするけど、
その勇気が花開くと、世界はぐんぐんひろがっていく。

無条件に自分と相手の存在を受け入れることからはじめよう。

年度末的には、終わりの終わりだけど、
はじまりの予感がたくさんする素敵な時間でした。
みんな、桜を見るその姿のように、上を向いて生きていこうな。
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