TIDE POOL 葉山の公式ブログ

2018.06.26 UP
TIDEPOOL「かたち」 重力と運動の実験
こんにちは。
先週紙コップなどを用意していた時に「またピタゴラやりたい!」との声があったので去年ぶりに再挑戦してみることにして見ました。

まずは基本的なところから。
本を用意し傾斜をつけることによってボールがころがる様子を観察します。
写真は本をジグザグに置いてボールが蛇行する仕組みを作りました。


なぜそのような動きになるかみんなに質問して、運動の仕組みを理解しようと試みました。


1年生の頃に経験した子も今回は自力で面白そうな動き方を作ってみます。
今回は色々な物を集めてきたので、それらを転がしたりして見ながらどういうものが作れるか想像していきます。


こちらの子はエレベーターの動きを作って見ました。重さと滑車をうまく使ってイメージを具現化しました。

他にも面白い試みだったり、こうなってほしい!という願望がたくさんありました。
なかなか実現が難しい状況の子もいましたが、どうすればいいか色々試行錯誤して頭をフル回転し一緒に考えていきました。
頭に浮かんだイメージを具現化するのはとても大変な作業です。
子供たちの発想力や欲望は素晴らしいですが時には非現実的なこともあります。ただ大人になったときに現実を見すぎて無難な発想や想定内のことだけになりすぎてしまうとイノベーションは起こせません。
今は多少無理でもどうしたらイメージに近いものができるか、自分で考えることがトレーニングとして大事だと思っています。

ありがとうございました。

白井翔平
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