風のにおいが、緑のにおいから雨のにおいへ、
そして、潮のにおいに近づいてきました。
子どもたちの焼けた顔も笑顔も、最高です。
やっぱり夏の似合う良い土地です。
子どもたちは、いつもどおり、土地の神様にあいさつをし、
自分たちで遊びを決め、走り疲れたところで海へ向かう。
今日は創りかけの海の家へと探検を。
もう一班は、
もう一度自分たちの遊びの質をあげるため、遊ぶ。
この際に、
みんなと同じことをする喜びと、
自分の心の声に従って、違う遊びをするために、友の誘いを断る勇気。
協調性の名のもとに、
大人も子どももこれだけ人に合わせるのが得意になってくると、
何にも気を遣わず、自分を大切にする、自分の時間を作る。事が難しくなってきています。
だからこそ、断る勇気も大切にしています。
ここでもう一つ大事なのは、
断って自分の意思を通しても、存在をリスペクトしあっているから、
周りが支援してくれる空気、チーム感。
それも種をまいて、植えて、風にさらし、作っています。
日々の当たり前のかかわりの中で、培われるチーム力。
特定のプログラムで生きる力をつけることも頑張っていますが、
この全体の空気感を作るのに、最も意識を使っています。
みんなの顔にすべての結果は出る。
彼らのもついのちの力を信じて待つ、を繰り返し続けています。