「神社の遊びのボスは〜?」
「はい!はいはい!」
「海の遊びのボスは〜?」
「はーい!」
「詩の時間のボスは〜?」
「はい!はい!じゃあ一緒にやろ!」
思うがままに自己を表現したい。
でも、周りの友達もいるから、ある程度ゆずりあって。
ゆずりあいはとても大事です。
ただ、そこで、自分を押し殺してしまっては、、
こちらのナビゲーションはなく、
みんなに決めてもらって、みんなで遊ぶ。
素直に、自分のやりたいことに手を挙げる。
これは僕ら大人が、いつも学ぶこと。
土地の神社に礼をして、
思いっきり遊んで海に出て、
夕陽を向こう側に、みんなで詩を書く。
「詩ってなに?」
を、少し年上のともだちがおしえてくれる。
それが一番沁みるよね。
言われてやる、ではなく、お互いがお互いに貢献し合う時間。
みんなが自ら自分の感性で詩を書く、ナイスタイドプールタイム。
時に海を見、空を見、夕陽に目を細め、
感情を表現していく。
自然と静寂が30分以上続く。
心の内側に潜っとるなぁ。
いつも、美しい時は、穏やかに流れる。
さっきまであれだけ走り、笑い、叫び、動いた。
同じ人間の中の「静と動」を大いに解放する。
僕は、なんて素敵な時間なんだと隣に座り、みんなの息吹を横目で感じ、ただ黙る。
共に今ここに存在し、それぞれの心の内側の動きを信じ、座る。
こういう時、やった!これだ!と思う。
こちら側の透明な満足は、大地や空や生物を通し、
大きな縁起をぐるりと回り、ただ目の前の感動につながる。
「海の一ばんおくはどこかな」
「魚はめをあけてねる。ぼくは目をあけてねれないよ。でもちがくていいんだ」
「しぜんの音ヒューバシャバシャ」
みんなの言葉が、世界を創る。
みんなの心が、僕を創る。
この感覚を世界に、未来に、なげていってね。
ありがとう、いつも。
いつも、ありがとう。