くもり空
みあげてみたら秋の夜
かすかに月がかおを見せたよ
海にきてみんなたのしく
たんかかく
みんなそうだん
いいのができそ
「できそ」がかわいい！
「かすかに月がかおを見せたよ」
なんて超粋だなぁと。
うみがめが
えさをたべたら
ほっぺたがおちそうだね
とか、好き！
字足らずまくり。
あげたらきりがない傑作ばかり。
みんな、感情のひだが豊かで、創ることが好きになってきた。
祈って、
走り回って、
叫んで、
夕陽浴びて、
砂浜でちらりと横目で海を感じ、
また走って、
ボスのらいとのかけごえで短歌を書き始める。
芝生の上や、ジャングルジムの中、
ブランコの上、木の上、
さっきまでの遊び声は静まり、
目の色が変わる。
意欲を肌で感じられる時がこちらの至上の喜び。
陰と陽があるように、
心の静と動もふれ幅広く、感じれば爆発する。
フロー状態に入りたいよね。
内側に潜りながら。
秋の夜長の始まりに、
外側に動かしたエネルギーを短歌にまとめる。
おさまる。みんなすてき。
いつも通り、
「自分で決めて自分で責任を取る」時間の結晶が、
君たちのこころの未来を明るくすることを願う。
すてきな言葉たちをありがとう。
ありがとうをしっかり受け取ってくれ。
こちらにできることは、
本気の心の結晶に、感嘆や感動で貢献すること。
言葉の裏にある、その恥ずかしさの奥にあるものを拾いにくよ。
また言葉の海で会おう。
佐藤由明
