気配を消す?野生生物なのか?
はっきりと見えない…何を消すの?
でも、馬にはわかるんだなこれ。
そして、前回のこどもたちの案から生まれた、馬とかくれんぼ!
さぁ~どうやってやるのかなぁ?
子どもたちは暗闇に隠れて~~
ガサガサ、ごぞごぞ、ばずばず、ぐざぁぐざぁ
子どもたちはそれぞれの隠れ場所に身を潜めてみます。
そこに子どもが乗った馬が一頭向かいます。
馬!なんだかよくわからないけど、何かいる!!最大の警戒!
僕も初めて聞きましたが、まるで豚が鳴いているような声です。
鼻を鳴らして、におい?気配を感じ取ろうとしています。
ピーンと耳を立てて、確実暗闇に潜む生命体を感知していました。
隠れている方も、ジッと身を固く、呼吸を止め、心臓の鼓動だけを感じるような静けさ。
うまいよなーと感心、そうしているうちに、馬は数センチの場所で、また豚のような匂いをかぎ取る行動。
本当にそれがすごい緊張感です。
隠れている子どもたちも緊張!目の前に馬の顔が!!
あまりに近くて!「こわっ!」って出てきてしまった子もいます。
そういう反応をする子もいるし、鼻でたっちされるまで、じーーーっとしている子もいました。
みんな気持ちが高揚していて、隠れている側の言葉もとても多かったね。
終わった後の振り返りでは、馬の気持ちはみんなを探してる時にどんな気持ちだったのかな?と…
「なんか、いきなり動く!」「立ち尽くす」など表していました。
「緊張」とかね。
そうなんだよ、お互いの緊張感を感じてくれればよいと思うよ。
馬に乗っていた、人も緊張する。
緊張は伝播する。
今回もとても意味の深い活動そして貴重な体験を行えたね。
次回は2月19日です!
今村直樹