桜も散り、新しい年度が始まり、
言葉や思いになる前の「衝動」にしか興味が無くなってきている春先。
熱い陽射しに、すでにTシャツ&ビーサンでいけますね。
夏が好きだと思われがちですが、濃いのは顔だけで、切ない冬が大好きな佐藤です。
どうも。
我ら楽団は、ダイヤモンド富士の噂を耳にし、
耳にした噂さえも音にするため、
擬音語、擬態語のみでの旅をはじめる。
道中、
「擬音語、擬態語ってなに?」
知らんかったんかーい!
「しってるよ。宇宙語でしょ?」
「いや、エイリアン語でしょ?
「神様の言葉は数字でしょ?」
「うん、じゃぁそれでいこう。やろう。」
「ビヤットピーピーパッポントーエスでいこう。」
「オーケーピリリリー、この楽器でそれぞれ音立てながら発表したいウンバッポン」
「バフーアムンムンうんことちんこはありでどう?ザザジジドバリュー」
「うんことちんこはいらんダデワミー」
音になろう。
「1はあかいろ、2はきいろ、3はあおいろ」
おう、じゃぁ、色にもなろう。
ザワザワの創作は進み、夕日は富士山に近づいて、
ポテチ片手にとんびに叫び追いかけて、
大好きな鬼ごっこも、リレーも、すべての過程でフローに入り、
言葉を使わず、音を鳴らす、音で動く。
時に、音に色を垣間見る。
帰り道、肉野菜炒めの匂いに心が動き、
「にくやさーいーくださいー」
の歌を楽器を鳴らしながら演奏する。作曲する。音になりきる。
「先生、迷惑じゃない?」
「にくやさーいーくださいー」
じゃぁ、終わるよ。
「せーの、にくやさーいーくださいー」
とみんなで叫んで終わったころ、夕日は富士山の隣に落ちました。
ちゃんちゃんちゃんちゃん。
佐藤由明