優しい春風が気持ちいい季節になりましたね。
佐藤先生の代講は、私つっちーこと土田俊弥が務めさせていただきました。
今日は子どもたちと一緒に春の海に出かけました。テーマは「幸せを探しに行こう」。
みんなにとって幸せってなに?
どんなときに幸せを感じる?
テーマを投げかけたときは少し悩んでいた子どもたち。でも、神社で鬼ごっこをしながら、海までの道を歩きながら、少しずつ自分なりの答えを見つけていったようです。
海に着いたときに再び投げかけてみると、「ジンベエザメに会ったとき!」「友達とマイクラの話をしているとき!」などなど、いろんな答えが返ってきました。
でも、「幸せ」の感情って、泡のように浮かんではすぐに消えてしまうもの。幸せを感じることができた瞬間を、ぜひ自分の財産にして残しておいてほしい。
そんな思いから、今日は「幸せの貯金箱」を作りました。
幸せを感じた瞬間を折り紙に記して、それをガラスの瓶の中に大切にしまっていきます。
小さな幸せをたくさん記す子、一つひとつの幸せを噛みしめるように丁寧に記す子。いろんな幸せの感じ方があって良いのだと思います。
今日私が感じた幸せは、薄雲の間から差し込む柔らかく優しい夕日を見られたこと。穏やかな海風が暖かかったこと。そんな海と空に囲まれて、ボーっとできていること。
言葉を発さず、自分の世界に入り込んでいる子どもたちは、本当にいい表情をしています。
「幸福度の高い人は、『今、この瞬間』に意識を向けている」
幸福について研究しているマット・キリングワースという方が、「TED」という番組で語った言葉です。何かに追われているとき、落ち込んでいるとき、人はつい下を向きがちです。
でも、そんなときこそ上を向いて歩いてみてください。満開の桜、立派な入道雲が浮かぶ青空、色とりどりの紅葉、しんしんと降りゆく粉雪。今、目で見て、耳で聞いて、からだで感じた小さな幸せを愛してみてください。
今日作った「幸せの貯金箱」は、これからお家でもたくさん貯めてみてください。
落ち込んだとき、元気がないとき、自分の感じた幸せが背中を押してくれるはずです。
今日も楽しい時間をありがとうございました。
Words by 土田俊弥