Hello!はじめまして~♪ヽ(^o^)丿♪
月イチで「せかい」のクラスを担当する、リュックを背負って6年間6大陸60カ国をひとり旅したコピーライター、“はらっぱ”で“水”を飲んで“ホッ”とする、はらみづほです。
初回(4月24日)のクラスは急きょ一人がお休みとなり、3人の元氣な「せかい」にご対面。最初にみんなの名前を聞いてビックリ!なんと3人の名前の漢字にはそれぞれ、風と太陽と海が入っていたのです!ヽ(●=゚◇゚=●)丿
というわけで、地球に欠かせない大自然の分身くんたちとともに、「せかい」旅のはじまりはじまり~♪
まずは世界地図を見ながら「6大陸ってどこじゃらほい?」と地球全体を見渡しつつ、大陸の場所と名前を確認。
6大陸のひとつとしてまっ先に上がったのは「ロシア大陸!」という声。「おぉ~ロシアが大陸みたいにでっかいことをよく知ってたね~!でもホラ見てごらん、ロシアは大陸じゃなく国の名前だね~。ロシアも、モンゴルも、中国も、中東も、トルコも、ヨーロッパもすっぽり入ってるこの世界一でっかい大陸は、何ていう名前か知ってるかい?」と尋ねると、「知らない!」という明るい声。
名前を伝えてみんなで声を合わせ、「ユーラシア大陸!」と呼んでみました。
こうして3人の「せかい」に、本日めでたくユーラシア大陸が出現したのです。
行ってみたい国や行ったことのある国の話を一人ずつに話してもらったあと、白紙を配りながらみんなに質問をひとつ。
「みんなが今までに食べたものの中で一番おいしかったものは何?君たちは一人一人が“じぶん国”の王様だから、国王としていちばんおいしかった自慢の食べものをこの紙に書いて、一人ずつ発表してください」
みんな目をキラキラさせながら、「3つ書いてもいい?」「あ、オレ4つある!」と大ハリキリ。
何せみんな「じぶん国」の国王ですから、食べものの名前もオリジナルでOK。「マンンゴ」とか、「チャハン」とか、おもしろフーズが勢ぞろいです。
「それを食べた時、どんな感じがしたの?」「 どんな味なの?」「何が入ってるの?」「誰が作ってくれたの?」と、私は国王たちにズンズン迫ります。だって国王には、「ぜひ一度食べてみたい!」と外国の観光客を惹きつけるプレゼン力が必要ですからね!
マンンゴを食べた時のおいしさを体じゅうで表現してくれたYくんを見ていたら、「うわ~食べてみた~い!」とノドが鳴りました(笑)
彼の様子を見ていた2人も「じぶん国」のイチオシを食べたときの体感を表現してくれて、室内にみんなの笑い声がはじけます。
みんなのイチオシを聴いたあと、私のイチオシを旅の写真や体験談とともに発表。それは「南極の氷」だったので、みんなでひととき南極へトリップしました。
◆ペンギン惑星かと思うほどウジャウジャいたたくさんのペンギンたちや、アザラシ、セイウチ、ワシ?、ミンククジラ…など、南極で生きる動物たちの姿、◆光の当たり方や水の固まり方などの具合で、青、緑、ピンク、オレンジ…と色とりどりに見えてビックリ仰天した、様々なカタチの氷山たちの風景、◆南極の海を水着で泳いだ時の不思議でオモシロイできごと……などを、写真やエピソードとともに話しました。
「世界一おいしかったもの」の次は、「世界一マズかったもの」のお話。
私の場合はアフリカ大陸の「マリ共和国」で食べた「カリテ(という木の葉っぱ)のおじや」が死ぬかと思うほど(ウ○コ)くさいゲロマズの食べものだったので(マリ人の皆さん、すんません!)それを食べた時のエピソードや、そのおじやを食べた村で暮らす「ドゴン族」の個性的な文化についての話を写真やクイズとともに語り、一人の少年の家で買った「泥染めの手描き布」をおひろめ。みんなに、さわったり匂いをかいでもらったりしました。
「絵がすごく上手だね!」「アフリカのにおいがする!」「昔のにおいがする!」と、みんな慎重な手つきでさわったり匂いをかいだりして感じたことを口々に言ってくれたので、今まで押入れにしまい込まれていた泥染め布ちゃんも、きっと嬉しかったはず。
かつてマリ共和国を植民地支配していたフランス人達が「あまりの芸術性の高さに度肝を抜かれた」というドゴン族の文化と芸術が、この3人の小さな国王たちの感覚と記憶に何を焼きつけ、どんな国づくりのタネとなっていくのか楽しみだな~!と、まぶしい氣持ちになりました。
「このクラスは今日が平成最後の授業。次回は令和ですよ!」という、タイドプールのお姉さん・チカちゃんの一声で、「それじゃあ第一回目と平成最後の授業の記念にみんなで写真を撮ろう!」ということになり、「さよなら平成」と書いた紙を手に、菅官房長官ポーズでパチリ。
次回は令和の5月8日(水)。「おうちの中のせかいを探せ!」をテーマに、私たちの日々のくらしの中に散りばめられている「せかい」と出合う旅に出ます。お楽しみに~ヽ(^o^)丿♪