「男は人としてできあがったら終わりよ。それが、死よ。by鎌倉のママの一言」
桜の美しさよ、
あぁ春よ、
僕の心を、
春の修羅を、もっと美しく狂わせてくれよ。
新年度、新たなフレッシュさを感じれば感じるほど、
僕は切なさがつのり、残りの人生のはかなさを思い、
心がフレッシュであることの本当の意味を探し出します。
あいもかわらず。
そんな中、自然は、新しい命は、心が生きることの本当の意味に近づけてくれます。
見つかりはせずとも。近づけてくれる気がします。
みなさんは何を思い、桜を見ましたか?
新しい命を前に、自分の人生の何を思いますか?
やっぱり僕は命の使い道を問いていきたい。
暑苦しかろうと、何のために生きるのか、を自問自答していたい。
春の新年度の一発目。
子ども達の美しい姿を、感情を、表現しようとして、
行きつく先は、やはり、所信表明のようなこの思い。
「命の使い道はなにか?心とは何か?」
こう思わせてくれるのは、
新しい一日一日を、新しい一瞬一瞬を生きている彼ら、生徒のおかげです。
・あいさつを元気に心からする。
・一生懸命に遊びを創る。
・あたりまえに上の子が下の子に手を貸す。
・約束を守る。
・感じたことを言う。
・嬉しくて体をくねらせる。
大人と呼ばれる人間は、一日の生活の中で、いくつ上に書いたことをしているだろう?
いつも新しい命に「生きること」を教えてもらう。
人間でよかった。生物でよかった。生きていてよかった。
と教えてくれるのはいつも彼らの方。
だもんで、子どもが元気に笑っとることは絶対に正しい。
だもんで、子どもの未来を明るくしんといかん。
命を美しくつないでいくために。
みんな言います。
「子どもの未来のために。未来の子どものために。」って。
なんで、未来の子どものために?
それを真っ向から問いていける人間でありたい。
そこに対しては、強い信念を持っている人間でいたい。
未来をつなぎたい。
人間の命が謳歌できるように、
人間の心が美しくあるように、
あたりまえにあることは奇跡だ、と常に気付いて生きていけますように。
まずは、彼ら、新しい命に対して絶対的な尊敬をもって、
今年度もはじめよう。歩いていこう。いっぱい育ててもらおう。
その恩を彼らに、未来に、返していこう。
そう強く思った一日でした。
今年度もよろしくお願いします!
佐藤由明