TIDE POOL 葉山の公式ブログ

2019.08.19 UP
月曜かたちクラス「氷のゆくえ」 
こんにちは!
講師の木村真理子です。

毎日暑い日が続く今日は「氷」で遊ぶ提案をしました。
まずは大きな塊の氷を前に「涼を取る」ことについて話しました。
氷で身体を冷やすと?「溶ける!」
溶けると?「水になる!」
そんな話をしながらみんなで氷に触れたりその指を舐めてみたりしたあと
絵の具の氷を使って長い紙に描く提案をしました。

手で溶けていく感触を味わうようにじっくり画面に転がしたり
力強く握ってしたたり落ちる滴を画面に落としたり
画面に溜まった絵の具を手のひら全体を使って混色したり。
何枚も描く子、1枚をじっくり描く子それぞれに全部の絵の具が溶けるまで制作。





そのあとは2㎏の氷の塊を20分以内に溶かすミッションを発令。
カセットコンロ、ドライヤー、木づち、塩、砂糖などの道具を提案したところ
「カセットコンロとかドライヤーは簡単でつまんないからナシ!」
とのチャレンジ精神たっぷりのこどもたちから逆提案が。
みんなで氷を囲んで作戦会議しながら始まりました。
「男女で2チームに分かれてやろうよ」
「塩がなんかイイ感じ」
「食べたら口の中で溶けるからいいんじゃない?」
「手でぎゅっと握れば。。。アイタ!」


残り5分を切ったところで女子チームからドライヤーの申請が。
ブーイング男子を横目に冷静沈着に着々と溶かしていく女子。

最後1分を切ったところで女子が口に含んで終了!

男子は30秒遅れで終了しました。
「2位だよ2位!」と喜ぶ男子。


最後に描いた涼の絵をモビールやコラージュにする提案をしたところ
「1枚の作品だからそのままにする」との声が多く
モビールにしたり、別の遊びをして終わりました。


氷で溶かした水はいったいどうなるか
今後も観察してもらうことにして終わりにしました。

ありがとうございました。
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