星山の森に耳を澄ませながら、今日は新たな世界へLet's Go!!
今日のY君は鋭い感覚ですべてを見抜いてくれて驚いた。
TIDE POOLへ着くとまず「今度は何のせかい?」と聞かれ、
「今日は新しい世界だよ!」と答えると
Yくん「やったー!!今日はなんだろ?森へ行くってことは、木とつながりがあるせかいだと思う。」
「うん、うん、近い!」
Yくん「ということは、次は土のせかいだ!」
「おお~✨すごい!そう、今日は土と関係がある!」
そんなやりとりだけで私はもう嬉しかった。だって、世界って国や国境で区切られた地域の事だけではないこと、もう子ども達受け取ってくれた!って思えたから。
4月から数か月かけて殆ど目には見えることのない精霊たちの世界を感じる体験を積んできた。そこから次は目に見えてくる世界に近づいていこうと、今日は子ども達と一緒に「微生物と虫たちの世界」への扉を開いてみた。
今日の実験はコンポスト!
私が風呂敷に包んでもってきたものを見て、またYくんが推測する。
Yくん「それはきっと弁当だ!」
「笑、その通り!何が食べる弁当でしょう?(中略)
MICROBESって何だかわかるかな?ミクロってなんだろ?」
Yくん「ミクロだから、小さいってことでしょ?小さい生き物、、微生物?!」
「びっくり!良くわかったね!!」
そう微生物ってどんなもの?森に居てどんな働きをしているもの?という話を落ち葉の話から英語を交えながら説明すると、
みんな「おお~✨そうだったんだー!」
とミクロの微生物たちの世界に興味を持ってくれました。
そこで実験開始!!
じゃ、微生物たちの働きを見てみよう。微生物たちに食べてもらうものを実際に土に入れてみよう!コンポストはどの子もまだ聞いたことがなかったので新たな体験です。
どんなコンポストにしようか悩んだけれど、一番原始的でシンプルで分かりやすい方法、森とのつながりを感じられる方法で実験をしてみることにしました。
菌の沢山居そうなところを選んでみようと森の中へみんなで入っていき、菌の仲間、キノコが生えている場所を見つけ、野菜くずや野菜の種、微生物が既に育っている果物(カビたみかん!笑)に加え、発酵を促す米ぬかや油も加えて、土と落ち葉で覆いかぶせました。
次のクラスは2週間後。さてこのコンポストはどうなっているでしょう?どんな微生物や虫たちが集まっているでしょう?密かにそのまま入れたサランラップも開けてみてのお楽しみ♪
ミクロの生き物たちの世界にワクワクです✨
今日初めて参加してくれた1年生のFくんも、とても興味をもって手を挙げて積極的に発言してくれたり質問してくれたり、常連の3年生のお兄ちゃんたちと上手く溶け込み楽しんでくれました。
さあ新たな世界の探求の始まりです!