じぶんの気持ちを考える授業ってあった?
おとなも、こどももみんな考えてみてほしい。
授業中にじぶんの気持ちどんな感じ?って
その気持ちは具体的に…
その気持ちはどこへ向けられているの?怒りの感情の向きは?
なんて、そんな授業一度もなかった。今のいままで、
でも、今はある。
ここTIDE POOLの火曜日クラスには存在するし、かなり大切なクラスである。
こどもたちと、まずは「静けさ」を感じる事からはじまる。
最初は、ふきだしてふざけてしまう子もいたけど、今はみんな気持ちを下に落とすことを試みている。
「静寂」あまりにも今の世の中にはなさすぎる。
だから、あえて「静けさ」を大切にする。
そこから、クラスはスタートする。
今日は、まず、気持ちを白紙にすることから
砂浜に行き大きな声で叫ぶ!
願い事、好きな事、嫌な事なんでもいいから大声で叫ぶ!
「わーー!」!でもいいしね。
そして、石を投げる! 力いっぱいに!
白紙、フラット、発散なんだろうか。とにかく、出す。
TIDEPOOLに戻り、
自分の気持ちについて話をした
気持ちは何だろうか?
どこにある?
「全身」、「体の外側」、「頭」、「空」
本当に良い感じで言葉が出てくる!
そうだよ、気持ちはどこにでもあるんだよね!
頼もしくて、そんな言葉にゾクゾクしてしまったよ。
いくつかの子どもたちの「絵」をみながら、どんな気持ちかな?って質問した。
でてきた言葉は
「笑ってる」「おいしいもの食べたからなんかいい感じ」
状況を頭で考えて表現してる状態。
なかなか「うれしい!」という言葉が出てこないんだね。
その状況をうまく説明しようと、みんななんだか一生懸命だった。
「もっと、シンプルに…」
そんな言葉が僕の心に走った。
そのあとも、6種類の表情を、子どもたちとみながら、気持ちを言葉に表してみた。
だんだん慣れてきたかな。
「怒り」とか「悲しい」とか…。
自分の心はじぶんのもの
誰のものでもないよ。
最後に「勇気」ってキーワードで少しだけお話しましたね。
「勇気」ってなんだろってね。
とてもみんないい言葉が沢山出てきたね。
とても大切な時間。
どこでもやらない、やれない事をやってます。
今村直樹