こんにちは。
木村真理子です。
新月にあたる今日は月や太陽系、宇宙の話から見たことのない自分の惑星を描く提案をしました。
図鑑や写真集を見ながらみんなで宇宙をイメージ。
「僕の惑星つくるぞ～！」との声がって制作スタートしました。
絵具やラメ糊、パステル、カラーペンなどを用いて光を通す障子紙に描いていきます。
黒い紙を好きな形に切り抜いて惑星完成。
初めてサークルカッターを使ったそうで、みんな慎重に練習してから切っていました。
作品のうしろから光を通すと惑星が光ります。
みんなが惑星を描いている間、ひとり黙々とパレットナイフで紙を切り刻み、絵具をボールに流し続け、パステルを刻んで入れ続ける子がいました。
制作が終わった子達がその子に話しかけます。
「なんでこんな無駄使いするの？」「ストレスがあるの？」
「楽しいかもしれないけどもったいないよ～」
「むーだーづーかーいー♬」とオリジナルソングまで始まりました。
それでもその子は黙って手を止めることはありませんでした。
最後「楽しかったならいいよ～」とおとなが声をかけると、「楽しかった」と小さな声。
ボールの中が彼の宇宙だったのかもしれません。
ありがとうございます。
