梅雨入りの午後
雨は恵みをもたらしてくれる
ついつい、雨はなんだか憂鬱気持ちにもなるけど、よくよく考えてみると
星山に育つ植物に潤いを与えてくれる。
暑い日が続くと、星山のキュウリやミニトマト、葉物野菜が心配になる。
でも、雨が降ると「あ~~ありがとう~~」って思う。
だから、雨もいいよなぁーって今は思える。
でもさ、子どもの時はなんか雨って嫌いだったよな。
雨の音が心地よく聞こえるゲルの中では、雨音に負けないくらいの、むしろ雨を忘れるほどの子どもたちの笑い声が響いています。
今日は久しぶりに14人
大きな輪になり、ゲルに座ります。
スーパーボール運びや、スピークアウト、じゃんけんバランスなど、いくつかの室内チームワークゲームを行い、「わん」と「にゃん」もやったね。
みんなで一つになって楽しんだあとは、少しクールダウンの時間。
呼吸を大切に。
2階のファイヤープレイスに、小さなイスを持って行き
目を閉じる。
ゲルの中とは違う、緑の香りをまとった、少しひんやりとした涼しい風が身体を通過していく。
その風には多くの情報があり、こどもたちは、きのこ匂い、なんか臭い、雨のにおい、
森のにおい。
感じる事を自由に発言してくれた。
気持ちのコントロールを自分でできるようになるととてもいいね。
そして、感じる事。
僕たちは、五感を研ぎ澄ますために星山にいる。
今村直樹