ライフセービングでも競技があります、でも競技の勝ち負けが目的ではなく、その先にある、人命救助ということが目的なんです。
オーストラリアにとても強い選手がいました。
その選手は競技の途中でボードが折れてしまいました。でもゴールした時に折れたボードをもってゴールしました。
当然、順位も落ち成績がよくありませんでした。
ゴールの後インタビューがあり、なぜボードをもってゴールしたのですか?
と聴くと、選手は、折れたボードが、溺れている人だとしたらどうですか?
そう、その選手は折れたボードを溺者と考えてゴールまであきらめずに連れて帰ってきたのです。
そう、勝ち負けではなく、人を救うという根本的な考えに基づいた行動だったのですね。
今日はこの話を子どもたちにしました。
ゴムボートから人を引き上げる、協力して助け合うということを実践してもらいました。
今村