まず、毎回毎回授業のはじめに思うことがあります。
「あいさつしたい人〜?」
と聴くと、
「はい!!!」
と元気よくみんなが争うこと。
そうなんだよ。入り口のその勢いがあれば、
君は果てしなく広い世界で、
それは銀河ではないかと思われる多種多様な人間のこころと渡り合える。
強く生きていける。
そして、世界にあいさつをすることができる。
【人間にあいさつできなくなることは、宇宙にあいさつをやめてしまうこと。】
今日も1年生の2人が俺に大事なことを教えてくれる。
ありがとうな。
人間は忘れていく生き物だとしても、
とても大事なことは忘れないでいたい。
とにかく、あいさつは大事なんだ。
そのまま心が大きくなってくれよ。
今日は雨。
「雨は冷たいけどぬれていたいの。」
と先生は森高千里を歌いながら、生徒もそれぞれに唇に歌を抱きながら、
今日も「ぶわーっ」と感情を出すことからはじめよう。
散歩しない分、今日の向き合う相手は、ホワイトボードさ。
「なにして遊ぼうか?」
と聴けば、いくらでも遊びは出てくる。さすが。
かずやの提案で「なんでもいいから書く大会」
さぁ、めいっぱい「おっぱい」を書こう。
めいっぱい「うんち」も書こう。匂わそう。
さぁ、次は?世界に出てみよう!
地球儀にぺたぺた、飛んでいこうぞ。
「きれいだね!スペインに行こう!」
そんな中、地球儀に貼るガムテープで遊びだします。
さすが、遊べ遊べ。
おっ、目を隠したな。
おっ、ガムテープでまつげが抜けたな笑
よし、タオルで目を隠して世界に出ていこう。
感覚をとぎすませ!!
自分で発見した遊びで、果てしない世界を発見しよう。
「さぁ、ロープの先におる俺を心から信じてついといで。」
人を信じろよ。
信じて開いて、目を潰したその感覚を全開にしろよ。
心を全開にしろよ。
なにが聴こえる?なにが見える?
その音はナイト(犬)の首についた鈴だよ。
どこにおるか聴こえる?心で見える?
さぁ、そのまま外に出ていこう。
信じろよ。見えないものを見ろよ。
「さぁ、この手は誰の手かな?」
「さとうせんせいのてー」
ほんとうかな?どうかな?
ハテナの行く手をできるかぎり蝕まず、そのワクワクを大切に。
世界を目一杯遊ぼう。
それは、なにがみえるか?
みえないものをどれだけ感じ、見られるか。ということ。
もっともっと知らないものを知りにいこう。
この感情はなんだ?
見えてると思っているもの、知っていると思っているもの、それはいったいなんだ?
?の旅を続けよう。
な。
佐藤由明