鈴木佳由(すずきかゆ)です。
きょうは「喜怒哀楽」の中の
『喜』と『怒』についてワークしました。
喜び、怒り
みんなはどんな体験をしているだろうか、
まずは、聞いていきました。
どんな時、どんなこと言われたのか、
どんな状況だったのか、
具体的にどんな気持ちだったのか、、、、
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あなたの一番喜んだことは?
あるいは
あなたの最近喜んだことは?
こう聞いて、最初は
「何にもない」
「忘れた」
「一個もない」
こう答える人もいます。
でも、よおおおくみて行くと、必ずあるんです。
見つかるんです。
あんまり意識しないでいきているから、子どもたちは。
あえて、その感情が「喜怒哀楽」どれにハマるのか、認識していないこともあります。
そもそも感情は、喜怒哀楽だけに収まらないし、喜怒哀楽の四つにきっちり分けられることもできなくて、
気持ちにグラデーションあることもありますよね、
怒ってるけど悲しみも深いとか。
嬉しいけど、ちょっぴり哀しいとか。
でも、心を見ていって、自分で自分の中を、言葉や、色や形にしていくことは
「味わうこと」なんです。
「味わう」が大切と思うんです。
「味わうこと」は、消化や昇華につながってもいきます。
モヤモヤしてたものは放っておくと、しこりになって後々こじらせたりしますから・・・。
大事な感情、一つ一つを、味わっても見る。
じぶんの心の中をのぞいて見る。
そうやって、新しいじぶんを発見したり、隠れたじぶんを発見したり。。。
そんな時間を共有したいです。
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さ、今回
「怒」
を、言葉と、声と、色と形で味わいました。
作品とっても、感じさせるものがありますので、ぜひご覧くださいませ!!!
最初は、
「何にもない」
といって何分も口を閉ざしていた子が、
「海に行った」
と声を出して教えてくれたり、
「やっぱりかえていい?」
と、もっといいのを思い出して先に言ってた言葉を変更したり、
一度、心のスイッチが入れば、みんなどんどん、ぐんぐん声が出ます。
その瞬間がうれしくてたまりません。
このクラスには、失敗はありません。
正解がないので、間違いもないです。
ただただ「じぶん」と「隣にいるじぶん」がいるだけです。
そのことを感じ、大切にして、響き合っていきたいなあと思っています。
安心してもらって、もっともっと、探求していきたいです。