じぶんのモンスターを出してみる…
くろいなぁ~ ほんとくろい…
と言いつつも、黒いばかりではないのよね。
にこちゃんも描いていい?っていうから、いいよ。って伝えたけど、
子どもたちは、素直にでてきますね~
にこちゃんを描いていたつもりが、モンスターに変わっていたりね。
で、さっきから、モンスター、モンスターって言ってるけどなに?って感じだよね。
じぶんの心の中の、嫌な事、きらいなコト、モヤモヤすること、イライラすることとかですね。
絵を描いているそばから、どんどん質問していきます。
なんで?なんで?どして?どんな感じ?どんなのもってるの?これはなに?
何に追われているの?困っているの?起こっているの?
いやなの?
どこらへんに住んでるの?
子どもたちの返答はさまざまです。
ぐしゃっと潰す、ストレスだらけで走りたい、住んでいるのは地面の下の方、怒っているいるけど、
困っている方が大きい、槍をもっていて心をチクチク攻撃する、やりたくないけど、やらないといけない…
などなど、そのストーリーから見えてくる深層心理がチラリと顔をみせる。
こどもたちは素直です。
絵を自由に書く、楽しい絵を描くそれも大切です。
でもたまには家でダークサイドのモンスターをあえて描いてみて、質問するのもいいかもしれませんね。
今村直樹