竹の打楽器。 2日目です!
予定では、ギニアの楽器「クリン」の制作する予定していましたが、穴の形状を変更して、より良い音の出る「スリットドラム」を制作する事にしました。
クリンでは、4種類の音が出るのですが、スリットドラムでは7種類の音を楽しむ事が出来ます。また、音域の幅もより広がります!
先週、星山で切って来た竹の両サイドを、棒ヤスリを使ってもう一度削り、綺麗な面に仕上げて行きます。
次に、竹をぐるっと回して上になる面を決めます。
上の面がきまったら、反対の底にする面の左右の節を棒ヤスリで平らに削り、底面を安定する様にして行きます。
底面が安定し転がり難くなった所で、竹を水を入れたバットの中に入れて金タワシで磨き、節の部分の黒ズミや全体の汚れを落とし、綺麗にして行きます。
しっかり磨けたらバットから出して、ウエスで更に磨き上げます。
水分が取れると、竹の美しい緑色が輝いて現れました!
竹の上面の、左右の節と節の間に、定規を使ってマジックで4本の線を引きます。
線の両端に、電動ドリルで8mmの穴を合計8個開けます。
8個の穴を開けられたら、私がジグソーで穴と穴の間をマジックの線に沿って縦に切って行きます。
次に、その4本の線(スリット)を横に切る為の線を、
場所を考えてマジックで書き込みます。(この線の位置で、それぞれの音が決まるので、慎重に考えて線を書き込みます)
書き込んだ線の端に再びドリルで8mmの穴を開けます。
その穴を私が、ジグソーで横に3箇所切り抜きます。
これで、竹のスリットドラムの基本的な形の完成です!
バチで叩いて音の確認をしてみました!
みんな、なかなか良い音を出して響いてました‼️
次回は、スリットの仕上げと、竹で2本のバチを制作します。