こんにちは。
木村真理子です。
今日は「彫刻」を提案してみました。
古くは何万年も前から人は彫って削って作品を生み出していました。
指でも削ることのできる園芸用スポンジのオアシスを支持体に制作。
「なにこれ~?」
「やわらかい!」
「すなはいってる?」
「ねんどみたい」
初めて手にする支持体をまずは観察。
「これもってかえる~」とそそくさしまう子も。
吸水したオアシスと乾いたオアシスで感触や彫り具合も異なりまります。
それぞれ試してみて自分のフィットする素材を選び
さらに水に浸しながら刻み続けたり、手で細やかに削り続けたり。
かたちを生み出したら皮膚の様にボンド水に浸した半紙を張り合わて着彩、
美味しそうな作品もできました。
小さく細やかに彫り続けたパーツを組み合わせた大作も完成。
最後に残ったかけらを串ざししていき、なんだか美味しそうな焼き鳥のようなモノも生まれました。
丁寧に削ってできた球体だけでなく、削りカスまでも持ち帰ってからの素材として持って帰る人もいました。
彫ったり刻んだり。
たくさんあった支持体も最後はすっかりほとんどが切り刻まれて消えてなくなりました。
今年度最後のかたちクラスも終了。
彫刻で物足りなかった人は終了間際に粘土作品もつくりました。
ありがとうございました!