「ちょっと怖いけど、行ってみたいと心が思ったところに、自転車で行ってみよう♪♪」
今日のわんぱくのテーマはこれ。
このテーマが生まれたのは、これまでお迎えや星山へ移動する車の中で、怖い話をしていたときに、
「肝試しをしたい!」のアイディアが生まれ、身体を動かすことを大切にしたいわんぱくクラス
なので、「自転車で行こう!!」ということになったのです。
学校から戻った子どもたちは、おやつを早めに食べて、ハイエースに乗って、自分の家を目指します。
それぞれの家に寄って、自分の自転車をピックし、タイドプールの駐車場に戻ってから出発!
という計画だったのですが、駐車場に戻る時間と距離がもったいない!ということになったので、
一人のわんぱくっ子のおうちに停めさせてもらうことに。
快くオッケーしてくださった安藤さん。本当にありがとうございました。
この臨機応変さ、困ったときにいろいろな人に頼んでみること、
いずれも、わんぱくで大切にしたいところです。
さて、そんなわんぱくが自転車に乗って、「いざ鎌倉へ」向かって走っていると、
道路の脇に、横たわっているものがあります。近づいてみると・・・リスでした。
もちろん、子どもたちは、自転車を停めて、リスに近寄ります。
「このままだと可哀そう。どうしよう?」
「お墓作ってあげたいけど、素手で触るのは危ないな」・・・・・・
結果、帰りにもう一度寄って、自然に返してあげることにしました。
と同時に、「コンビニ 200円ぴったりを目指して おやつ買う大作戦」を決行し、
ビニール袋をゲットすることも決まりました。
子どもたちの行き先は、「いざ、鎌倉へ」から「いざ、コンビニへ」に変わります。
しかし、逗子葉山の道中は、なかなかの細道、そして交通量が多いので、
子どもたちもドキドキしながら、でもそんな様子は一切見せずに、進みます。
4台の自転車が縦一列に並びますが、会話をすることも忘れません。
そんなこんなで、逗子葉山駅近くのコンビニに到着。
ホッと一息つきながら、200円をもって、いざコンビニへ。
コンビニの中でも、子どもたちの戦(いくさ)は続きます(^0^)
学校で習った、足し算・引き算を駆使して、いかに200円に近づけるかの戦い。
今日のチャレンジャーは3人。
一人目、239円(残念!!) 二人目199円(お見事!!) 三人目206円(惜しい!!)
無事戦いを終えた子どもたちは、それぞれに買ったお菓子をほおばりながら、帰路に向かいます。
帰り道は、「いざコンビニへ」から、「いざリスの元へ」。
そして、最初のテーマに立ち返り、「ちょっと怖そうな道」を敢えて選んで帰ることに。
自転車がギリギリ通れるくらい細い道や、自転車を押して階段を登らないといけない道や、
今自分たちがどこにいるのか分からなくなってしまうような複雑な道を、自分の感覚と
車の明かりや音を頼りに、ぐんぐんグングン進みます。
そして、最後、無事リスの元へたどり着いた子どもたち。
コンビニでゲットしたビニール袋を上手に使って、リスを、道路脇から近くの公園の草原に
そっと置くことができました。
手を合わせて、お祈りをする子どもたち。
道中、生意気な口でさんざん岳を攻撃してきた子どもたちと「本当に同じ人??」と思いましたが、
そんな子どもたちの優しさに触れることができ、とても嬉しい気持ちになりました。
今日もありがとうございました。