こんにちは!
木村真理子です。
蒸し暑い日が続く今日はひんやりとした感触も満喫しようと
モノタイプという技法の版画からスライムをつくる提案をしました。
シェービングフォームを広げた上にCMYKのインクを垂らし
竹串などでマーブリングさせて画用紙に転写します。
紙に写ったフォームを取り除くとインクだけが紙に留まり美しい画面が現れてきます。
全部の色を垂らし実験的に試す人、黒にこだわる人、美しい淡い青の単色を混ぜ合わせて作る人、それぞれが色に向き合う様子がありました。
「この4つの色でたっくさんの色がつくれるんだよ」と色の原理を知る子が他の子に話していました。
版画で使ったフォームをかき集めた桶に集まって両手でひらすら混ぜていきます。
「気持ち良すぎ~!」との声が。
「そろそろスライムにいきますか?」
「まだ~!」の会話を何度か繰り返したのち
やっと巨大スライムづくり。
洗濯糊やホウ砂水を両手で混ぜ合わせていきます。
巨大なスライムはどれぞれの手元へ渡りひたすら揉まれたり
絵具を加えて新たな色になっていきました。
最後は好きな色の絵具で個々にスライム。
大切そうにいくつもつくっていました。
持って帰りたい人のスライムが見つからずあたふた。
預かった大人がしっかりあとで注意を受けている様子を見ると
強い愛着を持っているんだなぁと、なんだか嬉しい気持ちになりました。
ありがとうございます。