今日のわんぱくも、いざ海へ。
海は、その日によって、日々表情が変わります。
今日の水位は?波の強さは?
毎日のように同じ海で遊んでいると、その日の海がどんな様子かが分かってきます。
子どもたちも、海につくなり、今日の海の様子を言葉にします。
「今日は、波が強い。」とか、「今日は、水位が低い。」とか。
そして、その日の海の様子によって、子どもたちの遊びも変わってきます。
大人は、万が一が起こらないように、目配り、気配りのアンテナを張りながらも、
子どもたちの感性と身体感覚を信じて、出来る限り、口を出さず、手を出さず、
子どもたちの遊びを見守ったり、子どもたちと共に遊んだりします。
その遊びの中では、たくさんの「トライ&エラー」が起こります。
子どもたちの様子をじっと見守っていると、一人ひとり、その子自身の「トライ」を
あっちこっちでしていることが分かります。
もちろん、それに伴った「エラー」もたくさん起こりますが、
その「エラー」が次の「トライ」の種になることもあります。
エラーの後の「トライ」が成功した時には、子どもたちの表情もパッと変わります。
「トライ」の仕方も、そこに集まったメンバーで変わります。
わんぱくクラスには、生まれながらの「わんぱく」がいるので、その子のトライに
引っ張られて、それぞれの子が「自分の枠」をとっぱらって、どんどんと挑戦し始めます。
そうやって子どもたちは、お互いがお互いに様々な影響を与え合っています。
今日も、向かってくる波に、自分のあらん限りのエネルギーをぶつける子どもたちがいました。
この少年&少女時代に、こんな風に自然の中で、自分のエネルギーの全てを出しながら
遊んでいる子どもたちの姿を見ていると、こちらも、とても「幸せ」な気持ちになります。
普段は生意気で、いたずらばかりしている子どもたちに、ある種の「尊さ」さえ、感じるのです。
今日もありがとうございました。