TIDE POOL 葉山の公式ブログ

2016.06.29 UP
社会に出て、自分で遊びを創れる人間になって欲しい。
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今日も彼らはたくさんの遊びを世に産み落としました。
何個だろ?
10個は作ったはず。
ボールを投げては、
ペットボトルを拾っては、
貝を拾っては、
砂を掘っては、
様々なものと発想と元気で、
世界に自分の色を、
自分の落し物を産んでいます。
そのフレッシュな輝きに、毎回、感動するばかりです。
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さて、
世は世知辛い。
電車の中はみんな無の表情で、
ふと思い出し笑いをすれば、おかしな顔をされ、
スクランブル交差点でのすれ違いざまは殺気すら感じるぐらいだ。
公園でやってはいけないルールが増えていくように、世界はどんどん窮屈になっていく。
そんな中、君たちは、
社会に出て、自分で遊びを創れる人間になって欲しい。
それは事業であり、イベントであり、
日常の中の一瞬を輝かせることになる。
そうなってほしい。
そのためにも、今からたくさん自分で遊びをつくり、
どんどんルールを変えて、作り直して、
どんどん飽きて、どんどん遊び疲れてほしい。
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たくさん喧嘩もして、
思い通りにならない難しさとぶつかり、反発もすればいい。
苦し紛れの言い訳でもいい。
自分が世界とつながることの、
自分で空気を創れることの意義を早くから感じ、
続けることを諦めない心を創ってほしい。
願いは叶う。
七夕の少し前、
祈りに似た想いの強さで、
本気でそんなことを願う。
そのためにも、余計な口を出さずに、しかし、強く信じ、共に遊び、
世の中の理は、すべて自分に返ってくる体験をして欲しい。
そう想い、一瞬一瞬を見つめています。
子供の前では、効率の良さとか、これがルールじゃない?
とかいう想いを止める強さを持ちたい。
そんな姿勢で挑んでいます。
佐藤由明
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