本日は初回になるメンバーだけでの時間ということで、
これまでの制作物は出さずに新たな創作を提案していきました、
光源と紙コップや紙粘土を前にして、まずは色々と組み合わせてみます。
と、ここでいきなり薄く延ばした紙粘土を張り合わせて中空の「プレゼント」の箱制作が始まりました。
とても難易度が高い造形ですがうまくいくでしょうか、様子を見ていきましょう。
やはり中空の箱は柔らかい粘土で作るのが難しかったようですね。
ろうそくやデコレーションに細かい造形を駆使した「ケーキ」や、光が透けるまで薄く延ばして貼った紙粘土に黄色を塗った「よく分からないもの」等いったんそれぞれ別の制作に移行していきました。
時間とともに素材に親しみが生まれ制作が盛り上がってきたので、様子を見ていた箱づくりに薄く延ばした紙粘土での折り紙のような造形を提案しました。
お手本で作った箱に型紙を使って光の絵を描いてみましょう。
描画した絵を丁寧に切り抜くのに時間がかかってしまいましたが、その分綺麗に出来た型をなぞるとあっという間に「ツリー」が!
驚きとともに苦労が報われたことによる充実した表情を見せてくれました。
箱を自分でもつくってみましょう。
ここではライトや棒やすり等、身近にある四角いものを型に使って箱の材料をまっすぐに切り出します。
切り出す行為に楽しみを見つける事で創意も発展していき、いくつもつくった箱を「積み重ねたい」という更なる難関に挑戦です。
光を遮らないように粘土を使いすぎずに強度を出す、重い粘土のバランス等終盤の短い時間の中で様々に工夫がされていきました。
本日も興味を深めつつ、時間いっぱいまで制作を楽しんでいただけたように思います。
兄弟での参加ということもあってか、それぞれの制作を気使いながら自然と手伝う、アイデアを出す、影響を受けあう事で進行する集中力の高い制作を見ることが出来ました。
ありがとうございました。
今野健太