今日の「せかいクラス」の一番のハイライトは、みんなが自分で居られるための大切なルールを話し合ったことかな!!
私たちからの提案だけでなく、子ども達のやりたいことも取り入れながら、みんなが主体的に関れるクラスづくりを試み始めて約2ヶ月。今日はこんなことがやりたい!というアイデアを私たちから聞かなくとも子ども達が提案してくれるように既に変化してきたせかいクラス✨
すると、「それはダメなんだよ」「○○なんだから」という反対意見だったり、まとめ役さんも自然と現れる。一年生の多いこのせかいクラスは、それぞれの子ども達の「せかい」がまだまだ柔軟でダイナミック!だからまとめようったってまとまらない時があって当然。
そんな時お友だち同士で揉めはじめてしまうことも、お互いに馴れて仲良くなるほど起きてくる。今日のクラスはそんな始まりでした(^_^)
そこで一旦みんなに私たちの考えをお伝えしました。
「まず、ケンカはやめようね(^_^) その必要はないからね!」
「このクラスではみんなのやりたいことをやっていくよ。
だからやりたいことがあったら誰でもみんな提案してくれて良いんだよ!」
「今日できることであれば、やってみるし、
その日にできないことは、次の時や他の日に予定もできるからね。」
今日の予定は、前回に続き障害物チャレンジでした。これをやりたいと提案してくれた言い出しっぺのお友だちが前回お休みだったのと、初回は皆一回づつしか出来ず物足りなくてまだ皆の中にもっとやりたいという気持ちがあったからでした。今日はクラス全員揃ってのチャレンジでした。
ところが、今日はこれをやりたくないというお友だちが一人いて、障害物チャレンジよりも僕は宝探しをやりたいんだ!と言うことでクラスの意見が分かれたのです。前回も障害物チャレンジの後、彼の提案で宝探しもやってみんなで楽しんだのでした。
そこで皆でどうするかを話し合うことに。でも結論は意外な展開から直ぐに出て、すんなり解決しました。子ども達の間だけで!それはなんてことない、フィリップがポケモンを描いてくれたテープの交換によって、今日も「障害物チャレンジの後、宝探しもやる」ということに交渉が成立しましたw。
そこでもう一つのルールを伝えました。
「やりたくない時は、見ていてくれてもOK。何か別の事をしながら待っていてくれてもOK」
「見ていてやっぱりやりたくなったら、途中から入ってくれてもOK」
「これはみんなが選べること」
これでやってみたらどうかな?と皆に提案し、みんなが「それでいいよ!」と合意できたので、このルールでやってみました。
障害物チャレンジをやりたくなかったお友だちは、その間本を読みながらみんなを待つことができました。
そして宝探しの時は、積極的にリードしてまたクラスを盛り上げてくれました。その時も、また「それは使っちゃダメなんじゃない?」というお宝を選んでくれたのだけど、そこも一工夫入れてその「ダメ」を乗り越えたら、なかなか面白い学びの展開になりました♪
子ども達の選択を増やし、「ダメ」かも?の壁を越えてゆくと、きっと「せかい」はもっと面白くなっていくはず!
今日のクラスの小さなヒトコマづつの出来事だったけど、この「せかいクラス」にとってとても大事な事だったな~と私たちは思います。
それが今日のクラスのハイライトでした(^_^)
今日は始まりのシェアリングの時間にいつもよりじっくりEnglish Timeにも取り組んでみたのだけど、これは引続き重ねてやっていくのでまたの機会にレポート致します。
また次回も楽しみです❗
Thank you, all children, for your uniqueness!
All differences are beautiful!!
Merci, merci(^_^)/