今日は、東京から葉山にお引っ越ししてきたばかりの、はじめましてのお友だちも一緒の火曜日でした。
ようこそ葉山へ、ようこそTIDEPOOLへ!
眩しい春の日、午後はさっそく 葉山の海辺へ遊びに行って 夕方からは星山探索に行きました!
先生を含めて、まだ星山を知らないお友だちが3人も。
道すがら、よく知るみんなが教えてくれます。
「ゲルがあるよ。井戸があるよ。ゲルは泊まったことある人もいるんだよ!」
「あ、みてみて!!」 がく先生の指指す先には、川辺にあそぶ 鮮やかな青とオレンジの小さなカワセミ。
「カワセミに会えるなんて、今日はラッキーだなぁ」 ふと目を離した瞬間、もうそこにはいませんでした。
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星山に到着すると、白いテントのゲルを案内してくれました。
谷にかかる丸太を渡って 向かいの崖を駆け登って 滑り落ちてはよじ登って お山をぐるりと見せてくれました。
お山もみんなも、はじめてだって、できなくたって、 おかまいなしに何でもお迎えしてくれます。
星山の神様も、しずかに見守っていてくれました。
そして...! 足元を見れば、土と落ち葉と若葉の間から、ぴょこぴょこ顔を出す筍たち!
「ほら出たよ〜!」って言ってるみたい。
先週降った雨のおかげ、まさに"雨後の筍"たちです。 由紀先生がさっそく気がついて声にします。
「わぁ!たけのこだ!たけのこ、掘りたいなぁ!ねぇ、みんなはどう??」
鍬(くわ)やシャベルを出してもらって、日が暮れるまでみんなで筍を掘りました。
竹の根に沿うように、小さく顔を出す筍たち。 だんだん見つけるのも上手になります。
「あった!」「またあった!」「こっちにも!」 傷つけないように、筍のまわりの土を掘り起こします。
重たい道具、はじめはなかなか思うようにならないけれど、 掘ってるうちに、少しずつ慣れてくる感じ。
「とれたー!」「折れたー!」 「おおきい!」「3つ出てきた!」 「これ、◯◯ちゃんの分!」
気づけば、みんな夢中になっていました。
筍をいただいてお山にぽっかり空いた穴は、 これからのために掘り起こした土で塞ぎます。
そろそろ日も暮れる頃。 道具を片付けて、TIDE POOLへ帰ろう。
おっきなたけのこ ちっちゃなたけのこ ギュッと詰まったのとか 途中で折れたのとか 自分の掘ったのも 掘るのをお手伝いしたのも 誰かに掘ってもらったのも お気に入りのも 残ったのも みんなでお家に持って帰りました。
細かい毛で覆われた皮の下には たけのこ色の綺麗なお肌。 見るからにみずみずしくて 思わず鼻をつけて、その香りを嗅ぎました。